幼児がのびる魔法の劇あそび!世界名作童話劇場研究所HPへようこそ!!

 

2-①多彩な表現活動と子どもたち・演劇論

 

2-①多彩な表現活動と子どもたち・演劇論

2-①多彩な表現活動と子どもたち・演劇論
   
私の幼児演劇論
保育園、幼稚園、学校などでは、子どもたちの歌、踊り、楽器、演奏、演劇などのはっぴょう会が毎年のように活発に行われている。
 
歌う声に気持ちをのせ、楽器を鳴らす指や踊るしぐさに感情をこめるのは子どもたちが自分のまわりの人たちに送る心のメッセージとして受けとめたい。
 
子どもたちのこのような自己表現の活動は、子どもが人と人とのかかわりを深め、まわりの人々とのコミュニケーションをぐんぐん広げていく大きな原動力となるはずである。
 
私は多種多様な子どもの(自己)表現活動の中でも、子どもの演劇、なかでもミュージカル劇に関心を強くもち、長年実績を重ねてきた。
 
今、自分がいる状況とは全く違う状況の中に自分を置き今の自分とは別の自分になってドラマでかっとうを演じ、空想の世界をせりふや歌や踊りで表現することが、子どもに演じることの快感や大きな喜びをもたらすからである。
 
世界名作童話劇場研究所 所長 川野久江
 
 
   
~ 充実した園生活を目指して ~
 新年度がスタートして2ヶ月が経ち、新入園児の子どもたちも園生活に慣れてきました。当園では、3~5歳児の子どもたちは縦割り保育を行っており、班で生活をしています。5歳児のお兄さんやお姉さんが小さい子のお世話をしている姿はとても微笑ましいです。
 子どもたちが登園から降園するまで大まかに9つの保育の項目があります。当園では「保育の流れ」と呼んでいます。朝の集会から始まり、マラソン・ホームルーム、設定保育など一つ一つの流れには全て、目的や目標があり、保育士はそのひとこま、ひとこまを大切に子どもにとって有意義な時間になるよう日々奮闘しています。例えば、朝の集会では、季節の歌や劇の歌を歌っています。子どもたちが本気になって歌うためには、保育士も本気になって伴奏をする事を心掛けています。司会者も子どもたちと心を通わせながら、歌の指導をしています。保育のどの流れにおいても、子どもたちの人生の瞬間で、その一時は子どもたちの人生にとってかけがえのないものです。私たち保育士は、どの流れも本気で取り組み、準備をしっかり行うよう努力しています。子どもたちの大切な人生がより輝くよう、園での生活が充実するように願っています。
 
                                  R6.6.1  主任保育士  秋本 千尋 
 

著者プロフィール

著者プロフィール
 
 
【現在】
 
 花崎保育園 園長
 
【経歴】
 
 昭和41年3月  東京学芸大学卒業
   世界名作童話劇場研究所 所長  
 昭和41年4月~28年間
【主な著書】  『幼児がのびる 魔法の劇あそび』                            東京都公立小学校教諭
   『アラジンと魔法のランプ』脚本    平成 8年4月   花崎保育園園長
   『不思議の国のアリス』脚本    
   『ジャックと豆の木』脚本    
   『ピーターパン』脚本    
 
 『おおかみと七匹の子やぎ』脚本
 
 
 
 
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