幼児がのびる魔法の劇あそび!世界名作童話劇場研究所HPへようこそ!!

 

2-①多彩な表現活動と子どもたち・演劇論

 

2-①多彩な表現活動と子どもたち・演劇論

2-①多彩な表現活動と子どもたち・演劇論
   
私の幼児演劇論
保育園、幼稚園、学校などでは、子どもたちの歌、踊り、楽器、演奏、演劇などのはっぴょう会が毎年のように活発に行われている。
 
歌う声に気持ちをのせ、楽器を鳴らす指や踊るしぐさに感情をこめるのは子どもたちが自分のまわりの人たちに送る心のメッセージとして受けとめたい。
 
子どもたちのこのような自己表現の活動は、子どもが人と人とのかかわりを深め、まわりの人々とのコミュニケーションをぐんぐん広げていく大きな原動力となるはずである。
 
私は多種多様な子どもの(自己)表現活動の中でも、子どもの演劇、なかでもミュージカル劇に関心を強くもち、長年実績を重ねてきた。
 
今、自分がいる状況とは全く違う状況の中に自分を置き今の自分とは別の自分になってドラマでかっとうを演じ、空想の世界をせりふや歌や踊りで表現することが、子どもに演じることの快感や大きな喜びをもたらすからである。
 
世界名作童話劇場研究所 所長 川野久江
 
 
   
~ 表現活動を通して見えた子ども達の成長 ~
 今年度のひなまつり発表会が2月22日(土)に行われます。当園の発表会は様々な演目を発表します。ミュージカル劇に英語劇・合奏や和太鼓・歌・お遊戯・クラブ活動の発表等、沢山のプログラムを毎年行っています。その中でも3~5歳児が行うミュージカル劇は、みんなで力を入れています。4月から練習を始めて、やっと完成しました。演目は、『アリババと40人の盗賊』と『うさぎとかめ』です。2つの劇はそれぞれ違った雰囲気を持ち、それぞれの面白さがあるミュージカルです。練習の時には、保育士が子ども達に「Aちゃんはどう演じるの?」「Bくんならカメの動きをどんな風に動く?」と問いかけると、子ども達は自分で考えながら役になりきって動きを始めるのです。子ども達につられて保育士も必死になっています。子ども達は劇の練習を通して、自分の気持ちや感じを、自由に好きなように表現する事のおもしろさを体験し、力をつけてきました。本番ではきっと、びっくりするような台詞の言い方や思い切った顔の表情、ふーんと感心してしまう動きをしてくれることでしょう。
 
                                  R7.2.17  劇担当保育士  木村 友香 
 

著者プロフィール

著者プロフィール
 
 
【現在】
 
 花崎保育園 園長
 
【経歴】
 
 昭和41年3月  東京学芸大学卒業
   世界名作童話劇場研究所 所長  
 昭和41年4月~28年間
【主な著書】  『幼児がのびる 魔法の劇あそび』                            東京都公立小学校教諭
   『アラジンと魔法のランプ』脚本    平成 8年4月   花崎保育園園長
   『不思議の国のアリス』脚本    
   『ジャックと豆の木』脚本    
   『ピーターパン』脚本    
 
 『おおかみと七匹の子やぎ』脚本
 
 
 
 
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